International Cyberesecurity Challenge TOKYO 2025 大会実施概要及び実施結果
International Cybersecurity Challenge TOKYO 2025(以下:ICC TOKYO 2025)は、
2025年11月11日(火)~14日(金)の4日間にわたって行われたCapture the Flag(以下:CTF)の国際大会です。
世界の59の国・地域から、合計630名(うち選手団:約200名)に参加いただきました。
競技参加選手としては、世界中から全8チームが集結し、競技参加選手は、各チームが開催する地域予選大会を勝ち抜いて選抜された26歳以下の若手トップ人材で構成され、
各チームは、ジョパディ及びアタックアンドディフェンスの2形式のCTFにて競い合いました。
ICC TOKYO 2025では、競技会のほかにサイバーセキュリティに関するカンファレンスや展示会などを併催し、
官民が連携してサイバーセキュリティ人材のエコシステム創成に貢献しました。
開催日
2025年11月11日(火)~2025年11月14日(金) うち競技会の開催は11月12日(水)~11月13日(木)の2日間
開催場所
千葉県千葉市美浜区ひび野2-120−3 ホテルニューオータニ幕張
大会結果
大会はクイズ形式で出題される問題を解いていくジョパディ形式と、リアルタイムの攻防戦であるアタックアンドディフェンス形式で実施され、それぞれ最終成績は以下のとおりとなりました。
ICC TOKYO 2025 大会の特徴
世界中の国と地域から選抜された26歳以下の優秀な若者たちが、各地域を代表してチームを組み、国際舞台でしのぎを削ります。
1日目はジョパディ形式、2日目はアタックアンドディフェンス形式で競技が行われるため、参加者には総合的なスキルセットとチームとしての連携力が問われます。
また、アタックアンドディフェンス形式を採用している大会は世界的に見ても非常に少なく、ICC TOKYO 2025の大きな特色です。
問題作成・競技環境運営は日本のCTFトッププレイヤーたちが担当し、長年の経験と深い知識に基づいた、質の高い問題と公平な競技環境を提供しました。
サイバーセキュリティ競技を「見える」体験へ
ICC TOKYO 2025では、「ふだんは目に見えにくいサイバーセキュリティ競技を、誰もが直感的に楽しめる体験に」という思いの下、
競技の迫力や駆け引きを来場者に感じてもらうため、これまでの競技可視化手法に日本のポップカルチャーを取り入れ、さらに進化させた見える化を図りました。
テクノロジーと文化をつなぐ表現
サイバーセキュリティ競技は複雑で、背景や専門知識がなければ理解しづらいものです。
そこで、競技の可視化では、ゲーム・アニメ・マンガといった日本のポップカルチャーをサイバー空間と掛け合わせた“サイバーポップ”なビジュアルアプローチを採用しました。
日本的モチーフを取り入れた仮想空間を舞台に、得点や攻防の展開をキャラクターの動きや背景変化として表現することで、CTFのルールを知らない来場者でも直感的に競技の流れを楽しめるよう工夫しています。
キャラクターと仮想世界で描く競技の可視化
仮想空間を動き回るアバター/キャラクターは、中性的で親しみやすいデザインを基本とし、色だけでなく形状の違いでも識別できるようデザイン上の配慮をしています。
出場チームのアバターとなる8体のキャラクターは「かわいさ」と「かっこよさ」を併せ持ち、誰もがワクワクできるポジティブな印象を与えるようにデザインされています。
CTF(Capture The Flag)とは?
参加者は「Flag(旗)」と呼ばれる、答えとなる文字列を見つけだすことを目標とし、ネットワーク解析やプログラミング、脆弱性解析技術など、幅広いサイバーセキュリティスキルを駆使して問題を攻略します。「Flag」は機密情報の比喩でもあり、暗号化された秘密の文字列や競技空間内のサーバー上にあるファイルのように、問題ごとに様々な形式で定義されます。
CTFは単なる技術競技にとどまらず、参加者が実践的なセキュリティスキルを身につけ、創造性と論理的思考力を鍛える貴重な学習機会でもあります。近年は、世界各国の大学や企業、カンファレンスなども盛んに開催しており、未来のサイバーセキュリティ人材の育成の場として注目されています。
